世の中には原理原則と言うものが存在しています。原理原則を簡単に説明すると、絶対的に不変的なものです。逆にわかりにくいですかね。
具体例を挙げると、『今の自分では思いつかないような新しいことを始めようとするならば、現在知らない知識を得る必要がある』のような、いわば『当たり前』のことです。
しかしこの『当たり前』というのは、皆様の中にある当たり前とは少し違います。朝ご飯を食べることが当たり前である人とそうでない人がいるように、私たちが普段使っている当たり前には、当てはまる人と当てはまらない人がいます。
原理原則とは、そういった人によって変わる当たり前ではなく、不変のことを言います。所謂人生のルールのようなものです。この原理原則に反したら物事はうまくいくはずがありません。
しかし、意外に思うかもしれませんが、ごの原理原則を理解できていない人が非常に多く存在しています。このブログは塾のブログなので、教育的な視点で原理原則を見てみようと思います。
先生の教え方がうまければ成績が上がる?
みなさんこんな話を聞いたことがあるのではないでしょうか。先生の教え方が上手いに越したことはないのですが、それにより成績が上がるという結び付け方は強引ですよね。
少し考えればわかりますが、勉強をやるのは生徒本人です。いくら授業が上手であっても、生徒が聞いていなければ意味がありません。
『あの先生は良い先生だ』とよく話に上がりますが、良い先生の定義があいまいすぎて、本当の意味での良い先生なのかは謎のままだったりします。
強制感が必要か否か
意見が分かれるところだとは思いますが、これも原理原則の考えで思考していきます。
強制的にやることで、確かに見かけの成績は上がっていくと思います。やった分成績は上がるようになっているので。ただ、強制的にやった学びには欠点があります。
それはやらされているので伸び率が悪いということです。自らやる選択をした生徒と、やらされている生徒では伸び率が全然違います。これを説明すると心理学的なお話になるので詳細を省きますが、実際に共感できるとは思います。
自分でやろうと決めたことと、人に決められたことでは、モチベーションやストレスの関係で見ても効率的でないことも分かります。
さて、ここで出てくる疑問が2つあると思います。1つはどうやったら成績が上がるのか、もう1つはどういった先生が良い先生なのか。
次回のブログはこの疑問に注目して書いていきたいと思います。