頭に残る受講方法

授業ってやっぱいいですよね。授業はするのも受けるのも好きです。昔の私からは考えられないことですけどね。

学生の頃は誰よりも授業中寝ていたのではないかという自負があるくらい、良く寝ている生徒だったと思います。とりあえず勉強が嫌いな学生時代でした。当時の先生もあんまり好きじゃない人が多かったですね。

ただ、今はすごく授業が好きになってしまいました。なぜなら、正しい授業の受け方がわかってしまったからです。正しい受け方がわかれば、生徒にそのように受けてもらうような構成とかを考えることが出来るので、それも楽しい要因になってきます。

先生の悩みの一つとして、生徒が授業をちゃんと聞いてくれないというものがありますが、はっきり言ってそれは先生側の責任であることがほとんどです。

確かに問題のある生徒はいるとは思いますが、それを制御できていないのは先生のほうであり、授業を聞いてくれないという内容を聞いてみると、ほぼ言い訳です。

「あの生徒は忘れ物が多い」とか「あの生徒はじっとできない」とか。「ではどんな対策を取っていますか」と尋ねると、そんなの対策と呼ばないよと感じるものや特に対策をとっていない先生ばかりです。

授業の受け方

ちょっと愚痴みたいなのが多くなってしまいましたが、正しい授業の受け方って何、というものを私なりに説明しようと思います。

学校でも職場でもそうですが、授業や説明を聞いただけでなんとなく理解が出来るという人を参考にすればすぐにわかることです。

それは、「指導者が教えている最中に実際に自分で使ってやってみる」ことです。

新しい単元の授業をしていると、ノートを取るのに必死な生徒や、とりあえずふーんという感じで聞いている生徒、ぼーっとしている生徒と様々いると思いますが、正しい授業の受け方は、そうではありません。

実際に授業内容を聞いて、指導者が言っていることを受け身ではなく能動的に、「こうなるんじゃないかな」と受けることが正しい授業の受け方です。

これは大人になっても同じことで、講演会や会議などの場面で、ただ聞いている人は大抵仕事もできません。

議題に上がっている事象に対して、「自分だったらどうするか」「どうしたら解決できるのか」を能動的に、自分事としてとらえていなければ、話は入ってきません。

間違っても良いので積極的に授業に参加し、自分から学びに行く姿勢を持ってみてください。
そして私たち講師陣側の方は、どうやったら自ら学んでくれるのかを考え、どういった学びが最適なのかを、受講者に伝える努力を怠らないようにしていきましょう。

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