偏差値が低い高校に行くということ

受験シーズン真っただ中です。受験と言えば志望校ですね。
受験生はどこの高校に行けば良いのか、どこの大学に行けば良いのかと考えることでしょう。

例えばすでになりたい職業や、学びたいものが決まっている人は進学先を選ぶのも難しくないと思います。
しかし中学生や高校生の段階で、すでに将来やりたいことが決まっている人の方が少ないとも思います。

そこで指標になってくるのが偏差値です。実は以前もブログで偏差値の話はしたのですが、改めてここで偏差値のお話をさせていただきたいと思います。

偏差値が低い学校にいくということ

まずは結論から。特にやりたいことが決まっていない人は、偏差値の高い学校を選ぶべきだと考えいています。

正直将来何になるかということはあまり重要ではなく、将来の選択肢を広げることが大事です。

例えば、偏差値が低い学校に進学する生徒は、純粋に努力をしてこなかった人であったり、今何をした方が良いかを考えることを重要視していない人である可能性が高いです。

なので、会話レベルとしても高いものは期待することは出来ず、正直くだらない話のみで毎日を終わらせることも多いと思います。

私にとってはくだらなくない!と反論するのは良いですが、人のうわさや感情論の話などばかりでは良くないと言っているだけです。全くするなというわけではなく。今は自分にとってくだらなくないかどうかは関係ありません。それが自分のためになるかどうかのお話です。

さらに怖いのは、偏差値が低い学校では、自分はまだまともだと錯覚してしまうことです。

偏差値の低い高校でTOPを取ります、という人もいますが、それに価値はあまりありません。大学進学のみを考えると多少は意味があるかもしれませんが、偏差値の低い高校で過ごしてきた人たちが、面接や小論文で他の学校の人たちと戦うのは相当大変です。

実際に、偏差値の低い高校で学年トップクラスの生徒も、外に出れば中の下程度の実力しかない人がほとんどです。

たとえそれで大学に入れたとしても、今の時代大学で人生を決めることは不可能です。良い大学を出たら安定の時代ではありません。自分で考えることが出来る人が生き残る時代です。

そうであるならば、少しでも偏差値の高い学校に行き、努力をしてきた人たちが何を考えているのか、レベルの高い学校の先生たちは何を伝えてくれるのかを手に入れる方がよっぽど役に立つと思います。

今回書いたことは、あくまでも一般論です。偏差値が低い高校に、考えがあってあえて進学する人もいます。学歴がすべてではないので、偏差値が高い学校=素晴らしいというわけでもありません。

しかし、自分が何をしたいのか全然決まっていない人は、自分をレベルの高い環境に置いて、いろいろな考えに触れるのが一番の成長になるのではと考えています。

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