「時間がない」という斬新な言い訳

誰しもが言い訳をすることはあると思います。私はそれに関して、負のイメージは持っていません。ときには言い訳も必要です。むしろ言い訳くらいしろよと思うシーンもあります。

しかし、言い訳の中にもナンセンスな言い訳がいくつかあります。塾を経営していて、「時間がありませんでした」という言い訳を幾度となく聞いてきたわけですが、これはナンセンスな言い訳ですね。

じゃあ良い言い訳ってなんだって話なのですが、聞き手が「それはしょうがないね」と納得できるものが良い言い訳です。

今回はだいぶコアな話題となりますが、時間がないという言い訳が、いかに納得感がないのかについて書いていこうと思います。GW前ですからね。

ただ、今回の内容はあくまでも「やらないといけないと分かっているけど…」という人向けですので、そこはご確認ください。

まず、時間がないという言い訳は嘘にすぎないというという話からです。
いきなり全否定から入りますが、我々には平等に1日24時間が与えられており、「私だけ23時間です!」みたいなことは起こらないわけです。

つまり、時間がないではなく、時間を作っていないが正解です。
正直子供も大人も、1日24時間の中で本当に勉強ややるべき作業が少しもできないという人は1パーセント未満の人間だと思います。

私はよく1日の流れを図に表して伝えるのですが、部活動をやっている中学生だとだいたい平日2~4時間程度のプライベート時間があります。おそらく大人だったらもっと多く作れます。大人は子供と違って、〇時間目の授業という縛りはありませんからね。

こういった話をすると、「部活で疲れる」という反論をしてくる人もいますが、誰が好き好んで部活に入ったんですかね。少し厳しい言い方にはなりますが、自分で選んで入ったのであれば、それを言い訳の材料には出来ません。解消法は簡単です。両立できないならばどちらかを辞めれば良いだけです。

そして、この言い訳をする人が知っておかなければならないことは、多くの人は時間が出来てもやらないということです。
部活を引退したら頑張ると言った生徒は何人もいます。その中で本当に頑張った人はほんの一握りです。

ならどうすればやるべきことが出来るようになるのか。自分が変わるしかありません。いままでの過ごし方、考え方を変える以外方法はありません。

まずは1日の中で、具体的にどの時間なら勉強や、やるべきことをする時間を作れるかを考えるところから始めてみましょう。

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