新年度です。抱負です。

新年度となりました。進級、進学、就職される皆様、おめでとうございます。
志正塾は3年目の年を迎えることとなります。

今まで応援してくださった皆様、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

さて、人間というものは節目節目に抱負を語りたがる生き物ですよね。今回はそれにあやかって、今年度の抱負を挙げようかと思います。

全員の成績を上げるために

今回は塾としては当然である、生徒の成績に関してです。
私たち志正塾としては、合格実績も大事ですが、それよりも全員の成績が向上することに重きを置いています。

30点の生徒が60点を取れるようになることも、70点の生徒が90点を取れるようになることも等しく素晴らしいことですからね。

本題の成績を上げるための抱負として『徹底的な定着』を掲げます。

勉強というよりはすべてに通ずるものではあるのですが、物事を出来るようになるためには、定着なくしてはあり得ません。

まずは、定着というものをはき違えて考えてしまっている方も多くいるので、定着とは何ぞやという話をしたいと思います。

ちなみに、定着ってどういった状態だと思いますか。
何人かの人は「自分だけの力で出来るようになること」と答えますが、それは間違いです。
定着というのは『何も考えずにできちゃっている状態』を指します。

皆さまは自転車は乗れますか。今乗れている人は「まずは右足で強く漕ぎ出して、素早く左足を…」とか考えていませんよね。これが定着している状態です。

自分で乗れるようになって、次の日は安定しないかもしれませんが、自転車を使い続けることによって知らないうちに何も考えずに乗れるようになっていますよね。

つまり、考えながら、思い出しながらなら出来るという状態は、まだ定着が出来ていないということです。
この状態で勉強を辞めてしまうと、せっかく自分で出来るようになった知識が定着せず、数日後にはきれいに忘れてしまっているということも珍しくありません。

自分で出来るようになってからが重要です。そこから定着までもっていくか、出来たと満足してその勉強を辞めてしまうかで成績は変わります。

そして、志正塾ではその仕組みを作りました。全生徒に対して定着にこだわります。しつこくしつこく確認し、生徒に面倒くさがられたら成功です。自ら嫌われにいくスタイルですね。

この定着というものは、勉強のみの話ではありません。仕事でも、スポーツでも、プライベートでも同じです。私も自分が無意識下で出来るようになるまでをゴールに設定して、人間としてのレベルを向上させていこうと思います。

 

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