【嘘に騙されない】断定する人は嘘つきかもしれない

世の中にはいろいろな言葉があふれていて、時には対になる論を唱えている人たちがたくさんいますよね。

例えば「暗記は書いて覚えるべきだ」と言う人と「暗記は読んで覚えるべきだ」と言う人。あなたはどちらを信じますか。これに関しては実はどっちが正解と言うわけではないのが正しい見解であり、時と場合によるとしか言いようがありません。

では人間は何に従ってそれを信じているのでしょうか。今回は、人間が無意識に信じてしまう言葉の罠と、その対策について考えていきたいと思います。

まず1つは『声の大きい人』に人間は従って生きています。といっても物理的に大きな声で話す人ではなくて、影響力のある人と言う意味です。

みなさん経験があると思いますが、人は根拠なく物事を信じるものです。自分が好きなタレントや著名人が「これが良いですよ」と言っていると、なんとなくそれは良いものだと勝手に信じてしまうんですね。

他にもニュースで言っていたから、政府の見解だから、と力のある人の言っていたことも同様に無条件で信じてしまいがちです。

これに関しては、今の時代インターネットで調べれば、それがモノであればどのような機能があって、他と比べたら何が違うのかとか普通に知ることが出来たり、ニュースなどでの発言も、嘘か本当か知ることが出来るのですが、なぜそれをしないのかと不思議になり、日常持ち歩いているスマホはただの箱ですかと問いたくなるのですが。
ちょっと愚痴が出てきたのでこの話題はここまでにしておきます。

 

もう1つは、『断定されたとき』です。所謂「これが正解です」というような言い切りです。

人は決断するのが苦手なので、誰かに決めてもらいたいという願望を持っています。そこに「これが正解ですよ」という答えを持ってきてもらえたら、それを信じてしまうという感じです。

これ実はとても厄介で、自信満々に断定する人ほど間違った情報を発信している可能性が高いと考えられます。冒頭の暗記の話を思い出してほしいのですが、書いて覚えるのか読んで覚えるのかは、その人のレベルや時期によってやるべきことは異なります。

なので、英単語の暗記などで「とりあえず10回ずつ書きなさい」と言われたことがある人も多くいると思いますが、それを鵜呑みにしてしまうんです。

正しいことを言おうとするとどうしても曖昧になります。英単語の暗記法も「読むことも書くこともどちらも重要です。ただ、まずは英語という科目を解くためには意味が分からないといけないので、何百とある単語を書いて覚えるのは時間的にもったいないから、まずはたくさん反復できるように読んで覚えましょうね。その時発音も正しくおさえないと、リスニングが聞けなくなるし、発音がわかればパターンが見えてくるから、スペルを覚えるのも楽になりますよ。ただ、定期テストとかで単語の書き取りを問われる場合は、定期テストの単語量はそこまで多くないので、書いて覚える方が早い時もある。だから、絶対に読むべきとは言えないよね」と言ったように、文字起こしをするととても長い分になってしまいます。

ただ、冷静に見てみるとそりゃそうだよね、となると思います。人は何かを頼るときに、断定的な言葉を好みます。なので私もあえてそういう言い方をするときはありますが、言葉を発するほうも気をつけなければいけません。

もし自分がよく断定的に物事を発信しているのであれば、今一度それについて学ぶべきですし、それを鵜呑みにしてしまっている人は、自分で調べる癖をつけていきましょう。

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