勉強が面白くなるには

「勉強は面白くない」という話はよく耳にしますよね。まぁ私も学生の頃は言っていた部類の人間です。勉強が面白くなれば良いのになぁって思っている人も多いのではないでしょうか。

自分の趣味とかであれば時間を作るのは容易いと思うので、勉強もそうなれば楽ですよね。

では、どうすれば勉強が面白くなるのか、もしくは面白くなるのは不可能なのか、という点について今回はお伝えすることが出来ればと思います。

前提条件として、面白いには2種類あります。英語いうとfunとinterestingの2つです。前者は純粋に楽しい状態、後者は興味があるという状態となります。

funの状態は、純粋にそれが好きな人がもっていて、interestingはそれが好きな人も今は好きではない人でも持てる面白いという感情だと思っていただければ大丈夫です。今回はinterestingの方のお話です。

まずは結論からですが、先程のinterestingの方であれば、今勉強が面白くないと思っている人も、今後勉強が面白くなるという可能性はあります。ただ、条件付きです。

当然のことですが、勉強以外のこと(スポーツ、仕事、家事など)でも、面白いと思ってないことを面白いと思うのは何かきっかけがないと難しいですよね。そのきっかけを作りに行くので、面白くなるというよりは、面白くすると言った方が正しいかもしれません。

まず1番にやるべきかつ最も重要なものは、勉強に対して本気になることです。これがなければ今から勉強が面白くなるのは不可能です。

本気になるとはどういった状態なのかというと、目的や目標を明確化して、何のために勉強をするか、勉強をしてどうなりたいのかということに真摯に向き合っている状態です。

全ての物事がそれに基づいているのですが、体育大会や文化祭などのイベントで、楽しめる人とそうでない人がいますよね。楽しめていない人は本気で取り組んでいない人である可能性が高いです。

思い起こせば幼稚園や小学校に通っていた時は、イベント毎は楽しいことが多かった気がしませんか?それは子供であればあるほど、素直にそれを頑張るからです。大人になるにつれて、どんどん屁理屈や言い訳、逃げ道を覚えていくものです。なので、本気で取り組むことが出来なくなってきているわけです。

であれば、意図的に本気で取り組む姿勢を作る必要があり、そのために目的や目標が必要になってくるということです。ちなみに「よし、やるぞ!」と何の目的もなく思えるなら、それはそれで良しです。

本気になることが出来れば、上達するために何をしたら良いのかを能動的に考えるようになり、興味が出てきます。つまり、interestingの状態になっていきます。

そうなれば、興味のあることは調べたり、人に聞いたりすることが当たり前になってくるので、どんどん勉強が面白くなります。ほかの趣味もそうですよね。興味のあるものは積極的にサーチするものです。

このように「楽しい!」という状態になるのは難しいですが、「なるほど。」「なんでそうなるんだろう」と興味のある状態に持っていくことは可能です。

学生の方は、自分なりの目的を定め、失敗してもまだ責任がない学生のうちに本気になる練習をしていきましょう。

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