「今日はやる気でないなぁー」って時ありますよね。
ていうか、そもそもやる気がないってそんなに悪いことなんでしょうかね。
正直私はやる気を出すことなんて必要ないと思っている人間です。
今回は<やる気を出すことが必要ない理由と、それでもどうしてもやる気を出したいときに役立つ技>を記していきたいと思います。
出来る人はやる気があるから出来るわけではない
例えば勉強に関してです。あなたの周りにも成績の良い人がいたと思います。
その人達のことを思い出してください。
その人達の中に稀にやる気満々な人もいると思いますが、やる気満々の人のほうが少ないですよね。
その人たちがなにをやっているかと言ったら単純なことです。
やるべきことを把握して、それをやっている
ただそれだけです。
基本的には、決して特別なことをしているわけでも、すごい才能があるわけでもありません。
やった方が良いものをやる。という選択肢を選んだだけです。
これは仕事でも同じことが言えます。
やる気があったとしても、それを行動に移さなければ意味がありません。
なので、必要なことは『やる気』ではなく、『行動に移す』という作業をすることです。
やる気は出すものではなく、出るもの
ただ、やる気というものは無いよりはあったほうが良いですよね。
しかし、無理やりやる気を出すことは不可能に近いです。
やる気はやりたいものをやるときは出てきて、やらなくてはならないことをするときは出てこないものです。天邪鬼ですよね。
その事実を知ったうえで、これからの記事を見て下さい。
やる気を出すことを諦める
先でも書いた通り、やる気は出るものです。
なので、やる気を出すことを諦めることから始めてください。
何度も言いますが、やる気は出るものです。出すものではありません。
やる気が出るまで待っていたら、せっかくのチャンスを逃してしまいますよ。
それでもどうしてもやる気を出したいのであれば、勉強・仕事を楽しむことです。
なぜ勉強をしているのか、なぜ仕事をしているのか。これについてしっかり考えてみてください。
勉強・仕事自体を楽しまなくていいんです。その勉強が、仕事が何を生み出すのか。それをすることでどんな未来が待っているのか。どんなことに役立つのか。想像を巡らせてください。
例えば勉強をすることで、自分の志望校に合格できるかもしれない。そこに合格をしたら、自分の夢を叶えるために必要な技術やスキルを学べて、付きたい職業について、人の役に立っている自分がいるかもしれません。
その職業が営業職で不動産の提案をする仕事だったとしたら、お客様がその契約をしたことで、そこで生活をし、自分が紹介した住まいで素敵な思い出を作ることが出来るかもしれない。お客様の思い出に寄り添うことが出来るかもしれない。
それが実現したら、人を幸せにした分、給与という形で自分にも見返りがあり、自分の幸せにもつながっていきます。
そうなったら素敵じゃないですか。仕事自体は楽しくなくて、やる気が出なかったとしても、自分がしていることで誰かを幸せにできていたら、それはうれしいことじゃないですか。
そうやって、自分のやっていることに正当性やストーリーを作ってあげてください。そうしたら、やる気というものは勝手に出てきてくれるものです。
それでもどうしても目の前のことにやる気が出てこない
そこまで思っていてもやる気が出ない日ってあるものです。
そんな時にやる気が出るのを待っていても仕方ありません。技術を使う出番です。
まずは、やらなくてはならないことをリストとして書きだしてみましょう。
その中で重要性が高いもの、低いものがあると思います。
1、今日やらなくてはならないこと
2、今週中にやらなくてはならないこと
3、今月中にやらなくてはならないこと
4、もっと遠くでいいこと
この4つくらいに分割で切れば良いと思います。
そうしたら、意外と今日やらなくてはならないことが少ないことに気が付くと思います。
何をしないといけないか整理できていない、終わりが見えないというような状態だったら、出るやる気も出てきません。
終わりが見えていれば、やる気も出やすくなるものです。
やる気が出ないという人がやったほうが良いこと
ズバリ、やるべきことをやる習慣をつけることです。
いくらタスクを管理しても、いくら素敵な未来を想像したとしても、やるべきことをやる、つまり行動に移す習慣が無い人は、「やる気が出ない」という言葉に逃げてしまいます。
その習慣をつけるために、1つだけ役立つ方法をお伝えします。
その名も『3秒ルール』
やらないといけないことをやろうと思ったときに、カウントダウン方式で「3,2,1」と3秒数えてください。
そして0と同時(0になる前でもOK)に動き出す。
たったこれだけです。
最初はしんどいです。やる気が出ないからやらないって言い訳したくなるんです。
それもすべて受け入れてください。
その中で、正直やりたくないけど、やる気は出てないけどやってみるということをやってください。
そしたら、無理やりやる気を出そうとしなくても、やらないといけないことは当たり前にできるようになります。
習慣は平均66日で付くと言われています。約2カ月間、とりあえずやってみてください。
最後に
やる気を出すために、という記事も多いですよね。冒頭でも言いましたが、私はやる気を出すは必要ないと思っています。
自分がやっているものに対して、なぜそれをやっているのかの答えを出すことと、やる気が無くてもやるべきことをやることが出来る力を身につけることほうが先決です。
「やる気が出ない」という言葉に逃げずに、やるべきことをやって、自分の、人の幸せを創れる人間になっていきたいと思います。