【年度初めの決意】新年度が始まりました

年度が替わり令和3年度となりましたが、未だに令和のアクセントがどこなのかが分かりません。

ブログ自体が久しぶりの更新となりますが、今後は週2~3回ほどのペースで上げていこうと思います。(前回の確約が守れなかったことは内緒です)

初年度は皆様に支えられて1年間走り切った志正塾ですが、2年目の今年度は1年目に見えてきた課題と方向性を軸にさらなる深化と進化をしていきます。今回はその課題と新年度の方向性について記していきたいと思います。

1年目を終えて見えてきた課題

1年目、いきなり新型コロナウイルスという厄介な敵に見舞われたスタートでした。学校は休校でも、大学入試はセンター試験から共通テストへ移行することは決定しており、高校入試の対応も不明な4月。

ただ、志正塾としては思っていた以上に順調な滑り出しでした。慢心というわけではなく、ただただ運がよかったなと。以前からのつながりのおかげで生徒さんは3月の段階から通塾が決定しており、そこから基本的には紹介で生徒さんが増えてくれました。

成績の面で見ても、定期テストが前回のテストと比べて100点以上アップした生徒もいました。

塾のブログで書くことではないかもしれませんが、生徒数や成績アップの数字としては悪くない初年度となりました。しかし、課題も残る1年でした。その課題は大きく分けて2つあります。

1つ目は成績アップに関して。先ほど100点以上アップした生徒もいた、と言いましたが、成績が多少は伸びてもグッと伸びない生徒もいました。

もう1つが自習環境です。先に言っておくと、決して悪くはありませんでした。自習生も多く、受験まではほぼ毎日満席の状態で、生徒たちは自分なりに頑張ってくれていました。

ただ、やはり緊張感が欠けている部分や、自習の質の悪さが目立つ部分もあったと感じています。

今後の方向性

今から2年目です。今後の指針は2つ。『仕組みづくり』と『モチベーション管理』です。

成績が伸び悩んだ生徒の特長は明確で、「言われたことをやっていない」これに尽きます。そしてこれは、塾の仕組みが確立していなかったために起きたことです。

成績の上げ方は知っていて、それを生徒たちには伝えていました。しかし、それを仕組化することがまだ不完全だったことに気が付きました。

これは性悪説的な考え方に近いかと思います。例えば財布を置き引きしてしまったら、普通は財布を盗んだ側が悪いと感じる人が多いと思います。
確かに盗んだ人が悪いと思いますが、そこに財布がなければ盗みはしなかったはずです。

先程の成績の話に置き換えると、成績が上がらなかった生徒は確かに私の言ったことを守らずに成績が上がらなかったのは事実ですが、守らないといけない状況や仕組みが出来ていなかった塾側の責任、ということになります。

なので今年度は『仕組みづくり』に特化して中学生全員の定期テストの目標を8割としています。その仕組み作りにはモチベーション管理が必須です。ただやらせるだけでは、生徒にとって苦痛でしかなく、今後の学びになりません。

一旦の勝負は6月末。最初の定期テストです。年度が始まってすぐ勝負です。

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