とてつもないスピードで過ぎ去る月日を眺めるのはやめて、未だ来てない月日を追いかける側になろうと思った日

10月になりました。今年も残すところあと3か月、年度で言えばあと半分となりましたね。

突然ですが、10月になったときのあなたの感情はどんな感じでしたか。「あぁまた1ヶ月が終わってしまった」と感じた人もいるでしょう。

本当に月日が経つのはあっという間に感じますね。大人になればなるほど早く感じるみたいですよ。でも実は、この時が過ぎるのが早く感じる現象はあまり良くないとされています。

では今回は、なぜ月日が早く感じてしまうと良くないのかを考えていきたいと思います。

子供時代と大人になってからの違い

おそらくほとんどの人が共通認識としてあるのは、『子供のときよりも今の方が時が過ぎるのが早く感じる』というものですよね。

ならばそれを軸にして、子供時代と現状の違いについて考えることで、なぜ時が早く過ぎると感じるかの答えが出てきそうです。

子供時代というのは、自分の周りの環境は新鮮で、知らないことだらけです。新しいものに出会い、学び、興味を持ち挑戦することを毎日のように繰り返し、密度の濃い1日1日を過ごしていますね。

では、大人になるにつれてその環境はどう変わっていくでしょうか。ここで質問です。

【あなたは今日もしくは昨日、何か新しいものに出会ったり学んだりして、習得や達成をしましたか】

もしかしたらNOという答えの人もいるかもしれませんね。いえ、もしかしたらではなく間違いなくいるんですよ。それがある意味で大人になっていくことです。

子供時代は常に新しいものに触れている反面、大人になっていくと昨日までの知識で生きている人が多くなります。これこそが、時間が早く過ぎる原因だと言われています。

 

時間が早く過ぎることの何が悪いのか

とはいえ、「じゃあ昨日までの知識で生きて何が悪いの」という方もいるでしょう。それに対しては、私は別に人の人生に口出しをしようという気は毛頭ありませんので、別にいいんじゃないですかと答えます。

ただ、昨日までの知識で生きているということは、成長していないということです。現状に満足している人は良いと思いますが、そうではない方にとって、成長していないのは大きなデメリットだと思います。

「今のままじゃ良くないのに成長できていない」という人達はとても多いように感じます。そのような人たちは何か改善をしなければなりません。

 

解決策はあるか

最後に何を改善すれば良いかという話ですが、前提として、子供の時のような新鮮さを求めるのはほぼ不可能です。私たちは最低限必要な言語や知識を入れながら年を重ねているので、今から0の状態を作るのは難しいですよね。

なので、新しい知識や目標を自分から見つけに行き、行動や挑戦をするしかありません。

例えば『今月は〇〇を出来るようにする』とか『毎日ニュースや本などから知識を入れる』などを意識的に考え、意識的に行動に移すことです。

子供のときは知識や言語を習得しないと生きていけないので、新しい知識や目標が勝手に降ってきます。しかし、現状維持で生きていけるようになってくると、新しい知識や目標は降ってきません。なので“意識的に”というのがキーワードです。

成長をしたいと感じている人は、意識的に目標設定やチャレンジをして、密度の高い月日を捕まえに行きましょう。

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