【勝つ思考】現代版塾の在り方【過去と現代の違い編】

前回のブログの続きとなりますので、少しおさらいから入ります。前回のブログを読まれていない場合は【勝つ思考】現代版塾の在り方【負けない行動編】をご覧ください。

変動が激しい今の時代を生き抜くためには、まずは【負ける行動を排除すること】が優先であることを話しました。勝ちにまぐれはあるけど、負けにまぐれはないと。

その負けパターンを理解し、それを回避したうえで今回の私なりの塾での勝ち方をお伝えしていこうと思います。

私が塾経営をしているため、具体例が塾になっているだけなので、自分に置き換えて考えることも容易にできる内容となっていますので、共感が出来た場合は真似してみていただけると幸いです。また、もっとこうした方がいいんじゃない、という意見とかも頂けたら幸せです。

過去と現代の生徒の変化

まず先にお断り。勝つためとあえて書きましたが、別に他塾を敵視しているわけではありません。私の理想では、現在「集団は駄目だ」「個別は駄目だ」「あそこの塾は先生が…」などと、多くの争いが起きている塾業界で、すべての塾が良い塾となり、一番近い塾が良い塾だ、となることです。まぁ本当に理想論ですけどね。

なので、どこを敵視しているわけでもなく、純粋に現代社会で私の塾が選ばれるために何をするべきか、と言う思考で話していきます。

過去と現在の塾教育という大枠で見たときに、大きな変化と言える一つのことは、教育の中に塾が普通に存在していることだと考えています。

学校の教育のみで十分であることが一番良いのですが、今は塾に行くことが当たり前になっており、もっと勉強が出来るようになりたい生徒以外の生徒の需要が高まっています。

かつ、情報社会がすすみ、生徒自身が情報を集めることが可能になり、親や先生が絶対だった時代が終わりを迎えました。そんな中で確かに学校の威厳の低下があり、やれと言われたらやらないといけない環境も失われてきました。

生徒たちがやれと言われたらやらないといけない兵隊でなくなっているのです。それは良くも悪くもとらえることが出来ます。
時代のニーズとして、やれと言われたからやる、と言う人間の必要性は低くなってきています。しかしその反面、やらないならばそれなりの理由と代替案が必要です。

生徒たちはその分別がつかないまま、やれと言われてもやらない、かといって自分がやりたいこともないという悪いサイクルに巻き込まれている状態だと言えます。

つまり極端な例ですが、昔の「俺の授業についてこい!ついてこれない奴は知らん!」という授業スタイルが通用しなくなっているのです。かといって、優しく教えようとしても先生が絶対ではないので、宿題をやってこなかったり、生徒が先生をなめてかかったりします。

なので現代の塾では、集団が正しい、個別が正しいという枠組みを大きく超えてきていると考えられます。

長くなってきたので続きは次回です。次で完結となります。

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