休憩を取りましょう【休憩の重要性】

いつの時代になっても、日本人は働き者だという風潮は変わらないもので、周りを見渡すと皆忙しそうに生きているように感じます。

何をそんなに急いでるのか聞いてみたい気もしますが、それすら許されない空気感もあったりして。忙しいから話しかけないでオーラ全開的な。まぁそういう人に限ってそんなに忙しくなかったりするんですけどね。

でもおかしな話があって、こんなに世界でもまじめで有名な日本人なのに、日本の生産性はとっても低いのです。

ちなみに生産性というのは簡単に言えば『効率が良い』ということです。例えば、10時間かけて1万円を稼ぐ人と、1時間で1万円を稼ぐ人では、後者の方が圧倒的に生産性が高いと言えますね。

本当はもっと物的生産性とか専門用語みたいなやつがあるのですが、今回は難しい話は無しで。知りたい人は調べてみてください。

その生産性が日本は先進国の中では最下位、発展途上国と位置付けられている国にも劣っていたりするくらい低いとのデータが出ています。
原因としていろいろ言われていますが、単純に日本人は働きすぎだと考えています。

長時間労働が美学とされていたり、長時間勉強を強いられたり、所謂『時間』で物事の優劣や頑張りを評価するようなシステムが日本には存在しています。

もちろん時間も重要ですが、大事なのはその中身です。10時間勉強したとしても、そのうち身に付いたものが全然ないのであれば、その10時間はただボーっと過ごした10時間と何の変りもありません。むしろストレスが溜まっている分マイナスとも言えます。

結局はメリハリが大事ってことです。だらだら長時間やるのではなく、決めたことを短時間で終わらせることを意識するだけです。やる量によっては全体の時間が長くかかってしまうこともあるかとは思いますが、長い時間やるとしても、短いスパンでやることが大事です。

集中力が続かない原因として、休憩の取り方を分かっていないことが一つ上げられます。持続的な集中は90分、高い集中は15分程度が限度とされており、それ以上継続するとミスが多くなるという研究があります。

気合とか意志力でどうこうなる問題ではありません。人間の構造の問題です。勉強も仕事も息抜きが重要です。

しかし、どのくらい休憩をするかも大事になってきます。休憩はあくまでも次の作業に集中するためにとるものであり、自由時間ではありません。そこをはき違えてしまうと、かえって集中力は下がっていきます。

休憩中に脳を休ませないといけないのに、スマホを見たりゲームをしたりすると、結局脳を疲弊させてしまいます。

おすすめは、15分から20分程度集中して5分未満の休憩、90分くらいそれを継続したら、10分程度の長めの休憩を取ることです。ぜひ実践してみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です