また読書熱が出てきた入部です。
私は学生時代全く本を読まなかったのですが、3~4年前くらいから急に読書家になりました。
といっても、読みたい!といってひたすら本を読む時期と、全然読めない時期があるので、本当の読書家さんたちには怒られるかもしれませんが。
本を読むと、まだまだ知らない知識がたくさんあって、いろいろなアイデアが浮かんできます。
本を読むことはお勧めですが、強制はしません。強制されて読んだところで、何も身に付かないので。
私が本を読むようになったのも、今の自分に足りないものや武器になるものを身につけたいと思ったことがきっかけなので、本を読むタイミングは自分で見極めると良いと思います。ただ、「本を読む」という選択肢だけは頭に置いておく必要がありますが。
独立起業して約半年が経ちますが、正直やりたいことの実現はまだまだ出来ていいません。今後の未来を担う子供たちのためを考えると、今存在する大半の塾で圧倒的に足りていないことがあります。
それを考えるには、まず今後社会で生きていくために必要な力(ゴール)を知る必要があります。
詳しく書くと読むのが大変なので大まかに書くと、今世界は、AI技術の進歩とともに、ものすごいスピードで変化をしています。
そうなると当然、「必要な人材」というものが変わってきます。
現在の変化を見ても分かる通り、「レジ打ち」「受付」など、マニュアルが決まっているものは機械が代わりにやってくれていますね。
悪い言い方をすれば、だれでもできる仕事はなくなっていきます。
AI技術の得意分野は「記憶」と「計算」です。その分野で勝てる人間はいません。
必要な人材を簡単に記すと
〇今まで
言われたことを遂行できる能力がある人
〇今後
自ら考え、アイデアを実行する能力がある人
こんな感じです。
結果として、自ら考えることが出来る人材が必要になってくるということです。
ではゴールが見えたところで、今存在している塾に足りないものとは何でしょうか。それは、考えさせる能力を育むシステムです。
ある塾では、入試だけを見据えて課題を大量に出し、量をこなさせることで成績を上げる仕組みがあります。
今まで読んできてくれた方はなんとなく想像つきそうですが、これは今まで必要とされてきた人材を育む取り組みです。
やれと言われたことをちゃんとやる。確かに大事なことかもしれませんが、なぜそれをやる必要があるのかを考えなければ、言われたことをやる人間しか育ちません。
つまり、時代がどんどん変わっているのに、教育が変わってないのです。
それは私を含めた大人たちのせいです。
私たちが変化を恐れてしまっているために、子供たちの未来をつぶそうとしています。
入試だけにフォーカスする塾が存在し続けているということは、そこにニーズがあるからです。子供たちの幸せを考えるなら、まずは私たちが学んで、変わらなければいけません。
…ということを最近考えています。
これをどう伝えるか、どう実行するか、保護者に嫌われる勇気を持てるかなどなど。保護者に嫌われても良いと思っても、そうしたら生徒が継続できなくなるジレンマ。
考えるだけでは何も進まないので、どんどん動いていこうと思います。
今回は私の雑記帳でした。